2025.02.12
靴のデザインの基本「内羽根と外羽根」
靴のデザインにはさまざまな種類があります。
「内羽根」と「外羽根」は基本的の大きな分類の一つ。
ビジネスシーンやカジュアルシーンでの使い分けにも関わるため、知っておくととても便利。
なので、この記事では、
”内羽根・外羽根の違い”や”特徴” ”選び方”について解説していきます!
1. そもそも靴の羽根とは?
靴の羽根(シューレースを通す部分)の構造の分類です。
靴の紐を通す部分の構造がデザインに影響してくるので、靴のデザインを見る上で大事なポイントになります。
2. 内羽根(Oxford、バルモラル)の特徴
【デザインの特徴】
羽根が甲部分に縫い込まれていて、”閉じた”デザインになっています。
シンプルで洗練された印象。冠婚葬祭やビジネスなど格式が高い場で、良いとされています。
【代表的なモデル】
*ストレートチップ
絶対に1足は持っておきたい靴。
トゥ(つま先)部分の横に走る一文字のラインが特徴的なモデルになります。
革靴を普段履かない…という方でも、冠婚葬祭などでも必要になってくるので持っていて損なし。
内羽根のストレートチップ、そして黒。お仕事でも大活躍します!
【メリット】
フォーマル度が高く、ビジネスやフォーマルな場面に適している。
【デメリット】
甲の高さが合わないとフィット感に影響が出る。履いた時にあまりに甲部分の羽根が開いていると不恰好見えてしまうことがある。
3. 外羽根(Derby、ブラッチャー)の特徴
【デザインの特徴】
羽根が外側に開くデザインで、開放的な構造。
カジュアルで柔らかい印象。
【代表的なモデル】
*ダービープレーントゥ
羽根が外側に開くことで、甲が高い、低いに限らず足に合わせやすいデザイン。
特にプレーントゥと呼ばれる、つま先に飾りが入らないツルっとしたモデルは、どんなパンツにも合わせやすく、
幅広い普段着の相棒になってくれます。
【メリット】
甲の高さに融通がききやすく、履きやすい。
カジュアルな場面にも適している。
【デメリット】
内羽根に比べるとフォーマル度が低い。
4. どちらを選ぶべき?
どのような場所で履きたいかを考えて選ぶようにしましょう!
*フォーマルな場面
(冠婚葬祭、ビジネススーツ)
→ 内羽根
*カジュアルな場面
(私服、カジュアルスーツ、ジャケパン)
→ 外羽根
履き心地の好みで選ぶのもアリ。
甲が高い人は、外羽根の方がフィットしやすいので、選ぶ時に見ておくポイントです。
5. まとめ
内羽根と外羽根の基本的な違いを理解すれば、TPOに応じた靴選びができます。
フォーマルなら内羽根、カジュアルなら外羽根とよく言われますが、デザインや履き心地も考慮することが大切。
自分のスタイルに合った一足を、是非見つけてみてください!
【Shoes Academyで自作できる内羽根、外羽根をみる】
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